10月のとある日、私たちだいこんの花メンバーで、宮城県大和町にあるワイナリー「了美(りょうみ)Vineyard and Winery」に訪問させていただきました。
世の中の多くの「モノ」の流れを単純に記した場合、
「生産者」→「提供者」→「消費者」になると思います。
私たち、温泉山荘だいこんの花は「提供者」になる機会が多く、「消費者」であるお客様に様々な「モノ」を「提供」しています。
例えば、食事と合わせて楽しむ「ワイン」。
「提供者」である私たちは、ワインのぶどう品種や味わいの特徴、料理との相性などの情報と一緒に、「モノ」であるワインをお客様に提供する訳ですが、最近ふと思ったのです。
それだけでいいのかなぁって。
ぶどう品種や味わいなどは、今の時代、ネットで調べれば簡単に知ることができる訳で・・・。
私たちが「消費者」であるお客様にモノを「提供」するにあたり何ができるかを真剣に考えた結果、「生産者」の方に目を向けることにしました。
ひとつの「モノ」ができるまでには「生産者」の多くの苦労や努力、情熱や想いが沢山詰まっているはず。それを知るには現場に足を運び、許されることなら生産工程のどこか一部分でも参加させていただき、生産現場の空気を肌で感じたい。
その肌で感じてきたことを「消費者」であるお客様に伝えながら「提供」することができたら、モノの価値がグンと上がるのではないか。
その為には、生産者のお話を聞くだけの、いわゆる「見学」ではなく、生産者と一緒に作業をする「お手伝い」の必要があるな。
そう考えたのです。
お掃除でも、草むしりでも、なんでもしますから、
こんな私たちを引き受けてくれる「生産者」はいないかと探していたところ、快く引き受けてくれたのが了美Vineyard and Wineryの皆さんでした。
で、実際に行ってみたら草むしりどころか、想像以上の体験をさせていただけたので、この記事は数回に分けてお届けしたいと思います。
ちなみに、この記事は私たちが感じてきた空気感みたいなものをできるだけそのままに伝えられるよう言葉遣いなど、ゆるく書いて行きますのでご了承ください。
続きの記事はこちらから
・Part2(ブドウ畑を歩く)
・Part3(ワイナリーに潜入)
・Part4(お手伝い その①)
・Part5(お手伝い その②)
・Prat6(締めくくり)