私たち温泉山荘だいこんの花がある宮城県蔵王町遠刈田温泉から東北自動車道を通行して車で約1時間ちょっとの距離にある了美 Vineyard and Wineryは宮城県大和町にあります。
7つの山々からなる「七ツ森」を望む山の中腹に位置し、眼下には七ツ森湖、天気が良ければ遠くに松島の海まで見渡すことができる本当に自然が豊かな土地。
ただ、この日はあいにくの曇り空。
日頃の行いが悪かったのでしょうか・・・?
まぁ、そんなことは気にせずにグングン車を走らせると、
見えてきました!
さて、今日一日お世話になるご挨拶をすませて、早速ブドウ畑に案内していただきました。
遠くまで見渡すことができるこの丘一体がブドウ畑。
いや〜、広いです!カメラでは収まりきれません。
緩やかな傾斜があるから、一本一本のブドウの木に太陽の光が行き渡り、山からの風も吹き抜ける爽やかな場所。
でもね、畑作りを始めたときは土の中から石や岩がゴロゴロ出てきて大変だったそうです。
ただ、ブドウにとっては風通しと、水捌けの良い場所はとっても良い環境で、栽培に適しているんだって。
私たちの質問に親切・丁寧に答えていただきながらテクテクとブドウ畑を歩いていると、
!!
ブドウだ!実っている!
赤ワインを作るためのブドウ品種で「マスカット・ベーリーA」です。
了美 Vineyard and Winery では、3年前からブドウの栽培に着手し、今年、初めて収穫することができるんですって。
伺ったときには白ワイン用の品種はすでに収穫が終わっていて、もうまもなくこの写真の赤ワインの品種の収穫時期になるそう。
「よければ、食べてみてくだ・・・」
言い終える前に手が出るだいこんの花スタッフ。
はやっ!
いただいた感想は、メチャクチャうまい!
ジューシーなのはもちろん、味が濃いんです。
ワイン作りに適したブドウって、渋みとかいろいろ必要な要素があるのかもしれませんが、難しいことは抜きにして単純に美味しかったですね!
ブドウを栽培する上で様々な苦労も伺いました。
収穫時期のいま、一番苦労していることはブドウが鳥に食べられちゃうことだそう。
あー、だいこんの花の自家菜園もそうだなぁ。
美味しいタイミングがわかるんだから、さすが動物たち。
たくさんお話を伺いながらブドウ畑の見学が終了。
と、思いきや。
ブドウ畑の端で何やら工事をしている場所がある。
行ってみよー!
伺うと、レストランを建設中で今年の冬に建物が完成して、来年の春頃にオープンの予定だそうです。
敷地内で栽培した新鮮な野菜と、すでに栽培を始めている「ニンニク」を使い、ワインに合う料理を提供するそうです。
もぅ、話を伺っているだけで楽しそー!
オープンしたら絶対に来よう。
ワインも楽しみたいから運転手付きでね。
そう心に誓いました。