みちのくの秀峰・蔵王が雪景色に包まれる季節がやってきました。
凍てつくような寒さの冬は、一年のなかでもっとも温泉が恋しくなる季節かもしれません。
冬のだいこんの花は、「温泉山荘」という名前の通り、
露天風呂からもくもくと立ちのぼる湯気と雪で包まれ、輝く白色に染まります。
蔵王の冬は厳しい反面美しい景色を見せてくれます。
一面の雪景色はもちろん、屋根から伸びる氷柱に太陽の光が反射してきらきらと輝きます。
冬は部屋にこもりがちになりますが、ここでは散歩もおすすめ。
お休み中の自家菜園には動物が小さな足跡を残していたり、
館内のところどころにあるスタッフ作の雪うさぎに出会ったり。
寒さの中にも動物の息遣いやぬくもりを感じることができます。
夜は澄んだ空気に輝く満天の星空を。
冬は自然林の葉が落ちることで空が開けるため、
館内の至るところから満天の星空を眺めることができます。
月の灯りが雪に反射する幻想的な景色を楽しめるのは冬ならでは。
散歩で身体が冷えたら雪見風呂でゆっくりと温まりましょう。
食卓には身も心も暖かくなるような食事が並びます。だいこんの花から車で10分程度
宮城県蔵王町七日原は、火山灰土の地層を活かした高原大根の一大産地です。
だいこんの花の冬の名物料理は、この高原大根を使用した「大根の丸太ん棒煮」。
大根の姿そのままに、1本丸ごとを3日間かけてじっくりと味を染み込ませます。
お好みで3種類の餡をかけてお召し上がりください。
ワゴンサービスで各テーブルを回りますのでお好きな分だけどうぞ。
樹氷などこの季節しか楽しめない景色に包まれる蔵王の冬。
だいこんの花で、寒いけれどあたたかい里山の冬を体感してください。
※写真はイメージです。具材は都度変わります。
蔵王の冬を快適に過ごしていただくためには、温度管理が欠かせません。
まずは温泉。だいこんの花には、大風呂・貸切露天風呂・客室露天風呂など合計22の浴槽があります。
そのすべてが自家源泉のかけ流し。
温度調整は自動ではなく、専門スタッフが毎日すべての浴槽を気候に合わせて最適な温度に調整しています。
これも、お客様に心地いい入浴を堪能していただくため。
そして、温度管理は料理にも。
すべての料理に使われる出汁の取り方も、温泉の温度調整のように、
その日の天候や気温によって微妙に変わるのです。
夕食の最初にお出しする自慢の出汁は、この日だけの味。
だいこんの花の冬には、随所に心地いい宿泊を楽しんでいただくための丁寧な仕事が光っています。