宿づくりはおでんに似ている。
おでんの味の決め手となるのは“だし”。
具材からでるうま味が、
唯一無二の“だし”を生みだす。
宿にとっての“だし”は、“居心地”。
ここでしか味わえない“居心地”を作るために、
素材を吟味し、調理する。
わたしたちは、そうおもいます。
約1万坪の森にたたずむ、
自然との関わりを大切にした18室の離れ。
リスやさまざまな野鳥、夏はヒグラシやカエル……
渡り廊下にひびく、森に暮らす生き物のささやき。
豊かな自然と一体になれる、自家源泉かけ流しの湯。
自家菜園や地元産の新鮮な食材を使った料理。
部屋で過ごす静かな時間と、
母屋や小とりサロンで愉しむ、
ふれあいの時間。
オープン以来、愛情たっぷりに創り上げてきたひとつひとつがここならではの“ちょうどいい”居心地を育んでいます。
宮城蔵王・遠刈田温泉の伝統工芸品・東北伝統こけしのように素朴でいとおしい休日をお過ごしください。